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「守るべきもの」 あとがき
「守るべきもの」    あとがきのようなもの

お読みいただいて、ありがとうございます。

今回は、読み物.netを始めて以来、
初の「ちょっとシリアス」な話を掲載しました。
どうでしたでしょうか?

しかも、めずらしく。
女性の一人称で語る。という手法で書いてみたのですが・・・。
いかがでしょうか?


この「守るべきもの」は・・・。
「罪を犯した過去のある人物」を描こうと思って書き始めました。
「罪」を犯した過去のある人物。
その事を知らぬまま、彼を慕う彼女。

2人にとっての「過去」はどういうものになるだろうか?
そう考えて書いてみました。


タイトルの「守るべきもの」には、2つの意味を込めてみました。
1つは、守るべき「人」という意味。

何があっても、守るべき人っているのだろうか?
いたとしたら・・・。
守ることって出来るのだろうか? ということが、まず一つ。

もう1つが、守るべき「規則」という 意味。
守るべき「規則」ってどんなものだろうか?
それには、守らねばならない理由があるとして、
どんな理由があるだろうか? ということが、もう一つ・・・。

この2つの意味を込めてみました。


この話は、「犯罪」ということに焦点を合わせて書いたつもりです。
過去に犯した犯罪が、例え理由があったとしても、
犯罪は犯罪であって、犯罪者としてずっと生きていかねばならないこと。

それは、被害者によるものもあるかもしれないが・・・。
一番は、彼を取り巻く環境や社会なのではないか・・・。
そんな思いで書いてみました。


僕自身は、死刑廃止論者ではありません。
どんなに酷い違反をしても、極刑がなければ・・・。
抑止力の低下が否めないからです。

ただ、無期懲役を宣告されても、
恩赦などで社会に出てくるのがおかしいともいえます。
例えば、無期なんて無くして・・・。
350年服役。。等という手も可能ではないか? とは、思います。


また・・・。
犯罪者としての刑期を終えた人物が社会に復帰したとき。
社会は、彼らをどういう風に受け入れられるのでしょうか?

社会に復帰したとなれば、彼らは犯罪者ではないのです。
けれど、 犯罪を一度犯した人物は、
なかなか本当の意味での「社会復帰」が出来ません。

それ自体は、ある部分では仕方の無いことなのかもしれません。
たった一度でも、罪を犯したのだから・・・。
やむをえない・・・そういう部分もないとは言えません。

では、何故。彼らを社会に復帰させるのでしょうか?
社会は受け入れてくれないのを知っていながら、復帰させるのでしょう?
犯罪を過去に犯したものの再犯率が高いのも、こういった背景がある気がします。

社会復帰とは名ばかりで、
復帰しても、職がない。 お金がない。生活できない。
結局、犯罪を犯してしまう。

どうやって、この「どうどうめぐり」を解消すればいいのでしょう?


「犯罪」に、正当性なんてものがあるか?どうか?
それは、わかりません。
ルールを破った、正当な理由が存在するのか?
それは、僕にはわかりません。

でも、この「守るべきもの」のような場合。
秩序を守らなかったものは、どちらなのでしょう?
どちらも守らなかった・・・。のかも知れません。

個人的には、この「守るべきもの」で気に入った台詞が一箇所あるんですが・・・
それはまたの機会ということで。。


ちょっと、あとがきにしては長すぎました。
この辺にしておきます。


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